中園はりきゅう治療院 の日記
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スポーツ疾患は怖い
2014.06.29
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今月は釧路では全道高校陸上大会が行われました。また、中体連、高校野球の地方予選などがあり、1日の半分の利用者さんは学生さんでした。
高校陸上は当院で治療中、治療後の生徒さんのテーピング、鍼などをボランティアで朝から行ってました。札幌、苫小牧や帯広、倶知安の高校性も当院をご利用頂きました。やはり、試合前後の酸素カプセルは良いらしく(私は選手ではないので実感できないのですが)ほとんど早朝から夜まで予約でいっぱいでした。なかなか学業と部活動で自分でケアができなく故障などをする生徒さんが多いらしく各校の監督、先生たちと意見交流もできました。シンスプリントで疲労骨折になる生徒、ジャンプ競技で腰椎分離症やジャンパー膝、靭帯損傷になる生徒は危険信号がでているのにも関わらず、病院などへいかずに2-9か月をケガで棒に振ってしまうことが多いようです。ついこの間、知り合いのプロの選手たちや監督も自己管理できる範囲は自分で行うが、客観的に身体をプロに診てもらう必要があると話しており、痛みや違和感に敏感になることが大事と話してました。特に中学、高校と良い治療家、トレーナーなどに出会えていれば、故障やコンディショニングに困らなかったと話しており興味深かったです。一緒に食事をしたとある競技のオリンピックコーチは「ケガで泣くより、中園さんで鍼で泣いたほうがいいよね。」っとうまいことを言ってました。特に自己管理できる範囲の疾患については治療院でもリハビリの方法や予防をしています。生徒さんには「できるだけ二度とうちの治療院にこないようにしてね」と冗談交じりで声かけをしています。スポーツをやるのはいいけど自分でできる範囲での予防はしてほしいです。痛みにも敏感になってくれるといいです。とにかく、違和感や痛くても明日には良くなるからと我慢しないのが大切です。